敏感肌と言えば、外的刺激に反応しやすく、肌トラブルを起こしやすい状態です。
髪の毛が触れたりする「刺激」でも、赤みやかゆみを感じることもありますよね。
とってもデリケートな敏感肌でも、アルガンオイルを使うことができるのでしょうか?
今回は、敏感肌でもアルガンオイルを使えるかどうか、ご紹介します。
アルガンオイルは、敏感肌でも大丈夫!?
敏感肌のように、ちょっとした刺激でも「かゆみ」や「ピリピリした痛み」を感じる場合、お肌のスキンケアに使えるものも限られます。
特に、季節の変わり目には肌が荒れやすく、洋服や髪の毛が触れるだけでも「かゆみ」が出る可能性もあります。
「スキンケア用品が合わないから」「スキンケア用品がしみるから」という理由で、放置をしてしまうと、さらに肌状態を悪化させてしまう可能性があります。
そのため、保湿は絶対に欠かすことはできません。
私の場合はアルガンオイルを顔やボディケアに使っても、まったくトラブルなく快適に使えています。
ヘアオイルとしても、程よいしっとり感とまとまりが心地いいです。
ただ、使用できるかどうかは個人差もあるかと思います。
お肌に合う、合わないもあるので、アルガンオイルがマッチするかどうかパッチテストを行ってから使用しましょう。
また、アレルギー反応などが起こる場合もあるので、アレルギー体質の方は要チェック!(→アルガンオイルでアレルギーが起こりやすい人の特徴と、パッチテストの方法)
アルガンオイルの保湿ケアで、高めるバリア機能!
アルガンオイルは「敏感肌にも使える」という魅力の他にも、使うメリットがたくさんあります。
美容効果が高く、アンチエイジング効果にも良いとされています。
特に、敏感肌だからこそ実感できる、アルガンオイルの魅力が3つあります。
この3つの魅力を見ていきましょう♪
1 赤ちゃんにも使えるほどの低刺激
アルガンオイルは赤ちゃんの肌にも使用できるといわれるほど、低刺激です。
天然成分100%なので、化学的成分も入っていません。
そのため、安心・安全度が高いのが特徴。
敏感肌の場合は、刺激の強いスキンケア用品を使用することができません。
保湿力が高く、低刺激だからこそ敏感肌でも使うことのできる魅力を持っています。
2 高い保湿力
敏感肌の場合、お肌の表面が乾燥によって荒れてしまい、肌内部の水分が逃げ出しやすい状態になっていることが多いです。
そのため、保湿をしてもスグに水分が外に逃げ出してしまいます。
しかも!!
肌の表面が乾燥で荒れてしまっていると、バリア機能が低くなり、外からの刺激にも弱くなります。
花粉やアレルゲンが皮膚に侵入しやすくなり、安定したお肌よりも敏感に反応してしまいます。
お肌のバリア機能を高め、外的刺激から肌を守るためにも必要なのは「保湿」です。
水分が外に逃げないようにするには、保湿をした後に「油分」で蓋をしてあげる必要があります。
アルガンオイルで保湿成分が外に逃げ出さないようにするには、油分が最も効率的!
しかも、アルガンオイルの場合は水分との馴染みが良い特徴があります。
そのため、使用する化粧水やお肌ともすぐに馴染み、お肌に浸透してくれます。
保湿力が高まれば、自然と肌のバリア機能が高まります。
すると、花粉やアレルゲンが皮膚に侵入することを防ぎやすくなります。
保湿力を高めることは、肌トラブルを予防することなんです♪
3 肌を柔らかくする
アルガンオイルにはオレイン酸という成分が含まれています。
オレイン酸は、私たち人の皮脂と同じ成分です。
しかも!!
オレイン酸には、肌の内側から肌を柔らかくする効果があります。
敏感肌や乾燥肌の場合、肌の表面がゴワゴワとしたり、硬くなったりしがち。
アルガンオイルを使うことで、そういった敏感肌の皮膚を柔らかくする効果が期待できるのです。
お肌が柔らかくなることで、化粧水などの水分や美容成分も浸透しやすくなります。
そのため、さらに保湿力が高まり、ふっくらとしたきめ細かなお肌に近づけてくれます。
アルガンオイルの保湿ケアの使い方
アルガンオイルを使用する場合は、必ず化粧水などの「保湿成分」の入ったものを一緒に使いましょう。
アルガンオイルだけで使用すると、インナードライ肌を招く可能性があります。
正しくアルガンオイルを使用することが、より良い効果を導く秘訣でもあるのです。
アルガンオイルをデイリーケアに使う方法
使うタイミング
- 洗顔後
個人差があるので、アナタのお肌にあっていると思う頻度で使用しましょう。
ちなみに私は、夜だけ使用しています。
使用する方法
- 洗顔をする
- 化粧水をたっぷり塗る
- アルガンオイルを塗る(1~2滴)
- 美容液を塗る
- 乳液やクリームを塗る
その理由は、敏感肌の場合は「水分保持」をすることが難しい状態まで乾燥していることが多いからです。
しっかりと肌に水分を保持させ、お肌のターンオーバーを正常化させることが大切です。
そのため、まずは「化粧水」で水分を与え、それをお肌にとどめるという基本的な保湿方法を行うことがベストだと思います。
私もこの方法で、敏感肌の悪循環から抜け出すことができました。
ちょっと気になるな、と思う方はぜひ試してみてください。(→超敏感肌用の化粧水、花粉症やゆらぎ肌でも使えるおススメ5選)
アルガンオイルで保湿ケア、敏感肌でも美肌効果!?
アルガンオイルに含まれるビタミンEには、アンチエイジング効果が期待できます。
発生しすぎた「活性酸素」は肌老化の元になると言われています。
そんな活性酸素の発生を抑制し、除去する働きがあるからなんです。
しかも、肌のターンオーバーを正常化させてくれる働きもあります。
肌の新陳代謝を高め、肌トラブルからの改善を早めてくれる効果も期待できるのです。
「傷跡」や「ニキビ跡」などへ有効だと言われています。
アルガンオイルは使用する感じもベタベタせず、すっと肌に馴染んでいきます。
特にお風呂上りなどは全身に塗りやすく、翌朝のお肌の状態が全然違うんです♪
バスオイルなどに利用すると、もっと簡単に全身に塗ることができるので、私は大好きな使い方です。(→お風呂の中や、入浴後にできるカンタンスキンケアとは?)
また、ヘアケアに使うことで、髪をツヤツヤサラサラにすることもできます♪
私はもうアルガンオイルなしでは、今の髪の状態を維持できないと思っているくらいです。
しっとりとまとまりの良い髪に仕上げてくれます。(→ヘアケアに使用する方法とは?)
ただ、1点だけ注意するべきことがあります。
アルガンオイルに含まれる「オレイン酸」は、肌質によってはニキビの原因になることがあります。
そのため、ニキビが気になる方で美容オイルを使用されたい方は、アルガンオイルよりホホバオイルの方が良いかもしれません。(→ホホバオイルとは?)