導入液と言えば、お肌により美容効果と成分を与えるために良いと近年では話題になっています。
話題になっている化粧品や美容オイルは多いですが、本当に効果があるかどうかは「どうなの?」と気になっている方も多いのではないでしょうか?
もちろん、アルガンオイルも導入液と同じようにスキンケアに使用することができます。
そして、ブースター(導入液)としての役割も果たすと言われています。
今回は、アルガンオイルを導入液とするか、あるいは市販の導入液を使うのか、どちらが優れているのかをご紹介します。
導入液とは?どんな効果があるの?
導入液とは、化粧水の前に使用する導入美容液のことです。
洗顔の後、化粧水の前に使用することによって、化粧水などのスキンケアアイテムの浸透力を高めると言われています。
浸透力を高めるといっても、商品によっては効果が様々です。
- 美容成分を浸透しやすくする
- 水分の通り道を作り潤いを隅々まで届ける
- 不要な角質をと取り除いてスキンケアの浸透を高める
などがあります。
使い方もとっても簡単で、洗顔後に適量を顔につけるだけなので、普段のスキンケアにも使用しやすいのが魅力。
導入液が必要なお肌とは?
スキンケア用品をお肌につける時、浸透できるのは肌の「角層」という部分までです。
この角層は皮膚表面0.02mm程度の薄さです。
角層には水分を吸収する役割があるのですが、もちろん限界値があります。
健康な皮膚角層は適度に水分を保持している状態です。
この時、お肌は柔らかく、プルプルしていて、バリア機能も整っている、もっともお肌の調子が整っている状態です。
ということは・・・
水分をある程度吸収した状態なので、それ以上ほとんど水分を吸収することができません。
それは、角層の吸収できる水分には限界があるからです。
もし、アナタが食事をするときに、おなかが減っていないと食べることのできる食べ物の量は少ないですよね。
それと同じように、肌の角質が水分を保持している時、水分は大量に吸収されないのです。
つまり!
そのため、お肌が健康な人が導入液や導入液を使用しても、効果が感じられないのです。
導入液や導入液を使用するのにおススメなのは、次のような肌の方♪
導入液利用がおススメの肌状態
- 肌が乾燥している
- 化粧ノリが悪い
- 肌のゴワつきが気になる
- 使っているスキンケアの効果を感じにくくなった
特に、ゴワゴワしたり、肌を触ってもガサガサしている場合は水分がお肌に入っていきづらいんです。
例えば、アナタが植木鉢に花を育てているとします。
その花に数日お水をあげていないとき、土の表面はカピカピになり、水をやっても水分が土の中に浸透しずらいですよね。
水分の浸透に時間がかかり、いつまでも土の表面に水が浮いている状態になります。
乾燥がひどい場合のお肌はそういった状態です。
まずは導入液で肌を柔らかくし、化粧水が入っていきやすい状態をつくることで、化粧水などのスキンケア用品の「保湿効果」を高めることが期待できます。
【アルガンオイル vs 導入液】どちらがおススメ?
アルガンオイルも、導入液と同様に「スキンケア用品」の美容成分をお肌に浸透させてくれる効果が期待できます。
アルガンオイルの持つ「オレイン酸」は私たち人の皮脂と同じ成分です。
そのため、お肌の奥まで浸透しやすく、皮膚の内側から肌を柔らかくしてくれます。
しかも!!!
ビタミンEやリノール酸をはじめとする、お肌にとって美容効果を引き出すような成分が天然成分でお肌に補給することができるのです。
界面活性剤などの化学成分を使用していないため、安心して使用することもできます。
アルガンオイルを導入液の代わりに使用するメリットがあります。
- 肌を柔らかくする
- 天然成分100%なので、安心・安全
- スキンケア用品の導入を高める
- 親水性が高いので、水分とのなじみが良い
- 豊富な栄養素が含まれている
これらは、通常販売されている導入液とは少し違います。
販売されている導入液にはそれぞれの特徴があり、その目的に合わせたものを使うことができます。
しかし、アルガンオイルのように天然成分100%ではありません。
それに導入液の場合は、「導入液」としての働きをさせるには、少なくとも「界面活性剤」が必要となります。
そうでなければ、お肌により深く浸透させることは難しいのです。
ということは!
アルガンオイルは親水性が高いため、他のオイルと比べても水との馴染みがとても良いのです。
そのため、お肌にアルガンオイルをつけてから化粧水を肌にのせても、化粧水をはじくことはありません。
私もアルガンオイルを化粧水と一緒に使用していますが、スキンケア後はお肌がふっくらしています。(→アルガンオイルとは?具体的な効果や成分は?)
そして!
お肌の保湿機能を高めることによって、見た目のハリや手触りが変化するだけでなく、肌トラブルの起こる頻度も変わります。
それくらい、お肌に水分をとどめておくことが大切!
アルガンオイルは特に30~40代以降から減少傾向にある皮脂成分を補給する手助けにもなるのです。
アルガンオイルを導入液として使用する方法
アルガンオイルを導入液として使用する場合は、洗顔後に使用をします。
それぞれの化粧品には「役割」があり、使う順番を守ることでそれぞれの効果を発揮してくれます。
アルガンオイルを使う順番、そして使用する量を正しく使うことで、アルガンオイルの持つ効果が発揮されやすくなります。
毎日使うからこそ、正しいやり方を行いましょう。
また、目元や口元の乾燥小じわに悩んでいる人方は、洗顔→アルガンオイル→化粧水→アルガンオイルと使うのこともおススメです。
どういった順番で、どれくらいの量を使用したら良いかをコチラで詳しくご紹介しています。(→「実はとっても大切!」アルガンオイルやスキンケア用品を使う順番と量)
アルガンオイルのような美容オイルを使ったケアは、水分と油分を補給して「肌本来の力を信じ、健康な肌を作る」一点に注力するケア方法です。
水分と油分のバランスを保つことが、お肌を整える秘訣でもあるのです。