アルガンオイルは、お肌に高い保湿効果とアンチエイジング効果をもたらすと話題の人気オイルです。
一方、ずっと長い間スキンケアに親しまれてきているのが「馬油(ソバーユ)」。
この2つを比較をすると、どっちがおススメなのでしょうか?
あるいは、この2つを一緒に併用することはできるでのしょうか?
今回は、アルガンオイルと馬油の特徴、そして2つを併用できるのかどうかご紹介します。
馬油(ソバーユ)の特徴とは?

馬油は「馬のたてがみ」や「腹部」などの皮下脂肪を原料とした動物性油脂です。
私たち人の皮脂にもともと含まれる成分が馬油にも含まれているため、角質に浸透して肌を柔らかくする効果に優れています。
馬油に期待できる効果
- 肌を柔らかくする
- 保湿、保護する
- 乾燥やごわつきの改善
- 日焼けアフターケアに使用できる
- 血行促進→ターンオーバーの正常化
- やけどや切り傷
- 唇の乾燥
- 手湿疹
- 敏感肌
- ニキビケア(肌質による)
こういった効果が期待できるため、多くの目的で使用することができます。
天然成分100%のものであれば、より安心して使うことができます。
刺激性やアレルギーのリスクも低いので、お肌の弱い方でも使いやすいのが特徴です。
ただし!!
肌にあまり残らないように使うことで、より馬油の効果を生かすことができます。
例えば、クレンジングとして使用したり、肌にたくさん塗った場合は適度に洗うなど「塗りすぎ」「肌に成分が残りすぎる」といった状態を避けて使うことが理想です。
そのため、半年を目安に使い切るようにしましょう!
蓋の締め忘れや、直射日光は避けて保管することが大切です。
アルガンオイルと馬油を併用してもOK?比較すると?
アルガンオイルも馬油と同じように、お肌への浸透力が高いと言われています。
アルガンオイルと馬油は、二つとも「油脂」という種類に分類されます。
肌を守っている皮脂と似ている油分であり、肌につけることで皮脂と似た働きをして肌を守ってくれます。
塗った後の浸透感が高く、べたつきもほとんどないのが特徴です。
しかし!!
次のように使い分けることが、アルガンオイルと馬油の特徴に待ってしています。
アルガンオイル
肌に優しく、毎日のスキンケアに向ています。
日常的に使用する美容液代わりに使うことがおススメで、朝晩問わずに使うことができます。
髪や顔、体の全身に使用することができます。
- デイリーケア
- バスオイル
- マッサージ
馬油
アルガンオイルに比べて強力にお肌に浸透します。
毎日のケアよりは、しっかりと保湿をしたいときにスペシャルケアとしてしようすることがおススメ。
乾燥を強く感じるときなどにも有効です。
- スペシャルケア
- パック
- 強い乾燥・ごわつきを感じる時
どちらもお肌に負担を与えにくいオイルですが、まれにアレルギー反応を起こす場合があります。
使用する場合は、一度パッチテストを行ってから使用をしましょう。(→パッチテストの方法)
【アルガンオイル×馬油(ソバーユ)】使い方を工夫しよう
アルガンオイルと馬油、それぞれに素晴らしいメリットがあります。
二つを同時に併用することは良くありませんが、お肌の調子に合わせて使い分けることで、より高い効果を発揮してくれます。
デイリーケアにはアルガンオイルを、スペシャルケアには馬油を使うことで、お肌の調子も整えやすくなります。
ただし、ニキビなどができやすい肌質の方は注意をしましょう。
アルガンオイルに含まれるオレイン酸は、ニキビの元となるアクネ菌のエサになることがあります。
肌質によってはニキビを悪化させてしまうことがあるので、不安な場合は少しずつ使用をするようにしましょう。
「どうしても心配だけど、美容オイルを使いたい」という方にはホホバオイルもおススメです。