寒い季節になると、オイルが固まったりすることってありますよね。
ホホバオイルなどはガチガチに固まってしまいます。
一方、アルガンオイルはどうでしょうか?
固まっても使用したり、溶かして使ってもOKなのでしょうか?
アルガンオイルの凝固点と固まった時の対処法をご紹介します。
アルガンオイルの【凝固点】ってどれくらい?固まっててもOK?
アルガンオイルはオイルの中でも「酸化」しずらい、安定した品質を持つオイルです。
そんなアルガンオイルは、冷蔵庫で保存をしてもサラサラのままです。
一方「ホホバオイル」は同じ冷蔵庫に入れていてもガチガチに固まります。
どちらも天然成分のオイルですが、こんなに違いがあると「成分」に違いがあるのでは!?
「何か添加物が入っている!?」
と疑いたいくなります。
しかし!
オイルには低温になると固まる性質があるのです。
そのため、凍っているように見えますが、実は固まっているだけで「品質」が変わることはほとんどありません。
また、オイルによって「凝固点」が違います。
そのため、同じ冷蔵庫で保管をしていても、固まるオイルと固まらないオイルがあります。
アルガンオイルは冷蔵庫の中の温度よりも凝固点が低く、冷蔵庫で保管をしていても固まることはありません。
ただ、約10℃以下になると「部分的に白っぽく」凝固したり、沈殿・浮遊したりすることがあります。
これはアルガンオイルの特徴なので、品質には問題はありません。
アルガンオイルが固まった時の対処法は?
アルガンオイルが固まってしまったときは、使用する前に温めて使用しましょう。
あるいは、軽く振って溶けたオイルを使っても問題ありません。
解凍する場合は、「ファンヒーター」「湯せん」などでもOK!
ただし、アルガンオイルは過度に温めすぎると、オイルが変質する恐れがあります。
そのため、「酸化」させないためにも温めすぎないように、高温で加熱しすぎないようにしましょう。
アルガンオイルの保管方法を工夫して長持ちさせる♪
アルガンオイルは「凝固」しても、使用する際に問題はありません。
ただし、できるだけ長持ちさせるためには「保管環境」を整えておくことをおススメします。
特に「空気」に触れることでオイルは酸化をします。
そのため、できるだけ空気に触れさせないためにも「小分け」にして保管や使用をすると便利です。
アルガンオイルの鮮度が保たれるだけでなく、オイルの中に水分や細菌が入ってしまったときのリスクを減らすことができます。(→オイルは冷蔵庫で小分けに保管がベスト!?)
アナタのお肌のためにも、オイルを常に新鮮な状態にしておきましょう♪(→アルガンオイルの劣化した時の特徴は?酸っぱい臭いがしたらアウト!?)