アルガンオイルを選ぶときに、絶対に欠かすことができない「選ぶ基準」があります。
それは「エコサート認定」を取得ているかどうかです。
エコサート認定を取得しているだけで、アルガンオイルの安全性の高さが大きく異なります。
その理由を次のような順番でお話ししていきます。
- エコサート認定とは?
- アルガンオイルを選ぶ時に欠かせない、【エコサート認定】を基準にするべき3つの理由
- エコサート認定を受けているアルガンオイル
エコサート認定とは?
エコサート認定とは、オーガニック商品の安全性を確認したものにだけ表示が許されている世界基準の認証です。
エコサート認定以外にもこういったオーガニック認定がありますが、日本で販売されているアルガンオイルに表示されているのは、主に次の3つが多くみられます。
- ECOCERT(エコサート)
- COSMEBIO(コスメビオ)
- ナチュール・エ・プログレ
ECOCERT(エコサート)とは?
本部 | フランスの国際有機認定機関 |
創設時期 | 1991年設立 |
認定を受けるための条件 | 独立した公平な立場にある検査員(農業と食品科学分野の技術者)の審査を受けて、合格すること。 |
認定を受ける難易度 | オーガニック認証団体の世界基準とも言われるほど、審査は厳しい |
認定を継続する必要条件 | 一年に一度の厳しい実地検査や審査を受ける。 |
信頼性の高さ | 国際的な有名企業が名を連ねており、一般消費者や業界、政府関係者まで多くの信頼を得ている。 |
審査はかなり厳しく、原材料の生産環境から商品を流通させるところまでを検査されます。
1年に1度継続するために厳しい検査があり、これに合格しなければ「エコサート認定」の表示をすることはできません。
現在、認証を行っている国は80ヶ国以上にのぼり、オーガニック認証団体の世界基準といわれています。
COSMEBIO(コスメビオ)とは?
本部 | フランスのエコロジカル・オーガニック化粧品の認証機関 |
創設時期 | 2002年に設立されたNPO法人 |
認定を受けるための条件 | 第三者機関から検査・認定を受けること。 |
認定を受ける難易度 | 全成分の95%以上がオーガニック成分であることが実証されなければならない。
香料やイオン化処理なども禁止されている。 |
認定を継続する必要条件 | ー |
信頼性の高さ | 現在はフランスやヨーロッパを中心に世界400社以上の企業が参加するエコロジカル&オーガニックコスメのリーディング団体で信頼性は高い。 |
認定を受ける際の審査は、透明性をハッキリとさせるために第3者がすべてチェックするようになっています。
95%以上がオーガニック成分であることと、残りの5%が指定以外の化学原料でないことを証明されなければ、この認定を習得することができません。
使用する消費者への安全性がかなり高い認定です。
ナチュール・エ・プログレとは?
本部 | フランスで最大のフランス有機農業推進団体 |
創設時期 | |
認定を受けるための条件 | ・原料についての検査だけではなく、周囲の環境保護や添加物の禁止など、数々の厳しい項目をクリアすること。
・原料は100%オーガニック原料を使用すること。 ・パラベン・保存料・合成料などの合成物質は一切の混入を認めない。 ・育成過程からパッケージに至まで、100項目以上の様々な基準が定められている。 など |
認定を受ける難易度 | とても厳しい。
認証マークを付与されているオーガニックコスメは世界で20数社のみ。 |
認定を継続する必要条件 | 1年に1度、抜き打ちで更新審査 |
信頼性の高さ | 独自の厳しい安全基準により、100項目以上の様々な基準が定められている。(遺伝子組み換え不可、香料や着色料などを始め、多くのオーガニック以外の原材料使用も不可とされている) |
フランスで最大の有機農業運動を推進する組織で、人と自然との共存、自然界のバランス・生態系を崩さないことを重視された団体。
この認証を受けるためには、超~~~~厳しい審査を受ける必要があります。
この審査を受けて合格を受けているのは、世界でも「20数社」だけです。
- 消費者の健康を強く考慮し、最終製品に関する工程・手順を明確にしてあること。
- 動物実験を行わない
などなど、多くのクリアするべき事項がありますが、その中でも最も過酷なのがこちら!
- 育てる土壌は、5年間農薬や化学肥料を一切使わないで栽培された農地で生産された植物のみ。
- 土壌分析から栽培する方法・加工・包装。排気ガスが放たれる高速道路・国道・地方道路などから500m以上離れていること
などなど、育てる土の状態から、商品として消費者に届くまでの環境など、100項目以上の条件をクリアする必要があるんです。
しかも、1年に1度行われる継続するための審査は「抜き打ち」で行われます。
アルガンオイルを選ぶ時に欠かせない、【エコサート認定】を基準にするべき3つの理由
アルガンオイルを選ぶ際は、これまでご紹介したエコサート認定をはじめとする「オーガニック認定」を基準に選ぶことがおススメです。
その理由は、アルガンオイルが「天然オイル100%」の製品だからです。
そして、オーガニック認定を基準にする理由は、次の3つがあります。
- 安心度が高い
- 鮮度が高い
- 価格も高すぎない設定のものが多い
オーガニック認定を受けているものは、先ほどもご紹介した通り厳しい審査をクリアしています。
それも、生産から販売されるまでしっかりとチェックしているんです。
オーガニック商品だからこそ、安全性や信頼性がとても大切になります。
もっとわかりやすく言うと、アルガンオイルは「生鮮食品」と同じように「鮮度」や「安全性」が重要だからなんです。
例えば、スーパーに行って「牛肉」を購入するとき、アナタは何をチェックしますか?
- 保存状態
- 賞味期限
- 見た目
- そのお店の販売環境
- 生産地
などなど、チェックする項目はたくさんありますよね。
それは、牛肉の鮮度が大事だと知っているからです。
もし、鮮度の悪い牛肉や、賞味期限の切れている牛肉を買ってしまうと、それを食べたときに体を壊してしまうかもしれません。
もし、販売しているお店の信頼性が低ければ、表示されている賞味期限や生産地などが嘘かもしれません。
そのリスクをできるだけ下げてくれているのが「オーガニック認定」の存在です。
賞味期限の切れた牛肉を食べて体を壊すように、粗悪品のアルガンオイルをお肌につけると、肌の状態が悪化します。
品質が良く、鮮度の高いアルガンオイルを購入するためにも、オーガニック認定を受けているものを選ぶのが必須だと私は思います。
エコサート認定を受けているアルガンオイル
エコサート認定をはじめとするオーガニック認定を受けているアルガンオイルは、主に2つあります。
日本で販売されているメーカーさんの中では、なんと「ナチュール・エ・プログレ」の認定を受けているメーカーさんもあるんです。
特に安全性が高く、価格も良心的なメーカーさんはこの2つです。
メルヴィータアルガンオイル
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エコサートとコスメビオの2つを取得 |
アルガンオイル【CODINA(コディナ)】
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ナチュール・エ・プログレ取得 |
この2つの大きな違いや、使ってみた感じ、金額なども知りたい場合は、次のページで口コミを比較してご紹介しています。
こちらの記事を参考にしてみてください。(→オーガニック認定を受けたアルガンオイルの口コミや評判、金額などはコチラ)