アルガンオイルは、お肌に負担をかけずにケアをすることができる、とても優秀なオイルです。
アルガンオイルを使った化粧落としもできちゃいます。
でも、通常のクレンジングオイルと違って、アルガンオイルをクレンジングオイルとして使用する場合は注意が必要です。
アルガンオイルの特性を知り、正しい使い方をしないと【逆効果】になることがあるからです。
今回は、アルガンオイルの正しいクレンジングオイルとしての使い方をご紹介します。
オイルクレンジングが引き起こす問題
化粧落としをしたいときに、オイルクレンジングが最も効果的にメイクを落とすことができますよね。
それは、オイルがメイク汚れをしっかり浮かせてくれるからです。
でも、オイルって「水」となじみにくい特性があるのは周知の事実ですよね。
油の入った鍋に水を入れても、混じりあうことはありません。
でも!
それはなぜなのかというと・・・。
界面活性剤は本来混じりあうことのない「水」と「油」を混ぜ合わせることができる成分です。
そのため、化粧品など多くのものに使用されています。
一概にすべての界面活性剤が悪いというわけではありません。
ただ、品質によってはお肌に負担を大きくかけてしまうものもあります。
また、界面活性剤が配合されていることによって、本来「取り除く必要のない皮脂」を化粧落としの際に洗い流してしまいます。
オイルクレンジングを使う場合、洗い流すことを考えると「界面活性剤」が入っていることは仕方ありません。
しかし!!
もし、オイルクレンジングで「界面活性剤」が配合されていないものがあれば「理想的」ですよね。
そうなんです。それが、アルガンオイルなんです。
アルガンオイルで【化粧落としクレンジング】の落とし穴!?
オイルクレンジングができる上に「界面活性剤」が配合されていない「美容オイル」。
それがアルガンオイルです。
アルガンオイルで化粧落としとしてクレンジングをすることが可能です。
必要な皮脂は洗い流すことなく、余分な汚れだけを浮かせて落とすことができます。
本来はスキンケアに使われるアルガンオイルなので、肌の状態を健康に保ち、乾燥からも守ってくれるオイルです。
保湿効果が高いのに肌への刺激が少なく、クレンジングではきれいに洗浄できちゃう優れもの!
それは!
アルガンオイルは「親和性」が高いオイルなので、天然の界面活性剤を持っているのです。
ということは、必要な皮脂を残し、余分な汚れを落とすことで、メイク落とし後の肌も「柔らかい」「ふっくら」した肌に仕上げてくれることが期待できます。
1点だけ気を付けないといけないのは「アルガンオイルの浸透力」です。
高い浸透力を誇るからこそ、メイクなどの余分な汚れを肌に浸透させてしまうリスクがあります。
このリスクを避けたい場合は、他の美容オイルを使用しましょう。
あるいは、アルガンオイルを使う際に長時間肌にとどめないようにする必要があります。(→ホホバオイルがクレンジングにピッタリ!?高いクレンジング力とは?)
もともと「乾燥」した肌に対して「保湿」をすることができるオイルです。
そのため、余計な乾燥を引き起こす可能性も低くなるし、嬉しいことづくめです♪
ただ・・・。
気を付けなければならないのが「使い方」!!
この使い方を間違えてしまうと、アルガンオイルで洗顔をしても「逆効果」になってしまうことがあります。
アルガンオイルでの落とし穴!?正しいクレンジング方法とは?
アルガンオイルは「毛穴の汚れ」を浮かせてくれる特徴があります。
そのため、通常通りのクレンジングのようにお肌に塗り、メイクを落とすことができます。
ただ一つ、通常のクレンジングオイルと違うのは「洗い流せない」ということなんです。
アルガンオイルはとても親和性が高く、水分となじみやすい性質はあります。
しかし、それでも基本的には「オイル」なので、洗い流しても「完全に流しきること」ができません。
ということは!
残った汚れは、肌トラブルのもとになってしまいます。
ニキビや吹き出物が悪化したり、肌のターンオーバーをさまたげることで「くすみ」「シミ」などのトラブルも起きやすくなるのです。
それは大丈夫です。
正しいやり方さえ知っておけば、アルガンオイルでオイルクレンジングも可能です!
では、その正しいオイルクレンジング方法とは?
アルガンオイルでオイルクレンジング!正しい方法
用意するもの
- アルガンオイル 5~7滴ほど
- ティッシュ(あるいはコットン)
- 洗顔用せっけん(あるいは通常の洗顔料)
やり方
- アルガンオイルを手のひらに取り、肌に馴染ませる
- メイクの汚れを浮かせるために、優しくマッサージするように肌に馴染ませて汚れを浮かせる
- 汚れがオイルとなじみ、浮いてきたら、それをティッシュで軽くふき取る
- 洗顔料・洗顔用せっけんを使って洗顔をする
- 洗顔後、化粧水やアルガンオイルで保湿する
注意するポイント
- アルガンオイルでクレンジングをしたら、必ずふき取る。強くこすらず、ティッシュで汚れを吸い取らせる感覚でふき取る。
- アルガンオイルをふき取った後は、必ず洗顔をする。
- 洗顔の保湿を忘れない。
- アイメイクなどの濃いメイクはアルガンオイルでは落とせないので、濃いメイク部分はポイントリムーバーなどで事前にオフしておく。
アルガンオイルの正しいメイク落としクレンジングで、美肌をゲット!?
アルガンオイルを使ったクレンジングでは、「汚れをふき取る」ことがポイントです。
洗い流せない分、優しく汚れをふき取ってあげましょう。
そうすることで、アルガンオイルの浮かせた汚れを「確実に」落とすことができます。
ひと手間で落としたいな・・・。
という方も多いはず!
そこで、そんな希望があるアナタには、アルガンオイルが主成分となっている「オイルクレンジング」をおススメします。
界面活性剤は使用されていますが、とてもお肌に優しい部類の界面活性剤が使われている「アテニア」であれば使いやすいです。(→私も実際に試してみた体験談はコチラ♪)
オイルクレンジングは「まつエク」にもあまり良くないとされていますが、アテニアはまつエクもOKなので安心して使えます♪
アルガンオイルの正しい使い方を知り、お肌にアルガンオイルの効果をしっかりと感じさせてあげることが理想的ですね♪