アルガンオイルは、お肌やヘアケアに効果的だと人気の高い美容オイルです。
一方、椿油には長い歴史があり、日本人のヘアケアに親しまれてきました。
この2つのオイルには、どんな違いがあるのでしょうか?
また、アルガンオイルと椿油のどちらがヘアケアには適しているのでしょうか?
今回は、どちらがヘアケアに良いのかご紹介します。
ヘアケアに使いたい【アルガンオイル vs 椿油】違いとは?
ヘアケアには、美容オイルの使用がとてもおススメです。
その理由は、髪とお肌の似ている性質にあります。
髪もお肌と同じように、シャンプーやトリートメントで潤いや栄養を与えても、時間が経つと水分が蒸発をしてしまいます。
「美容オイル」を使用することで、水分が外に逃げることを防ぎ、髪の潤い感が長持ちするのです。
では、ヘアケアに良いと言われている「アルガンオイル」と「椿油」にはどんな違いがあるのでしょうか?
アルガンオイルと椿オイルの違い
アルガンオイル | 椿油 | |
主成分 | ・ビタミンE( 総トコフェロール 51.4mg/100g) ・オレイン酸(約45%) ・リノール酸(約30%) |
・オレイン酸(約90%) |
効果 | ・保湿 ・美肌効果 ・水分と油分のバランスを整える ・肌細胞活性化作用 ・ヘアケア |
・保湿 ・シミやシワ予防 ・ヘアケア |
酸化のしやすさ | 酸化しにくい | 酸化しにくい |
テクスチャー | サラっとしている(軽い) | ぬるっとしている(少し重い) |
適している髪質 | ・細くて柔らかい髪の毛 ・毛量が少ない |
・髪の毛が太くてクセが強い ・毛量が多くてふくらみやすい |
上の表のような特徴に合わせて、オイルを使い分けをすることがおススメ♪
ただ、椿油の場合は注意が必要な場合があります。
また、アルガンオイルも使用する方法を間違えると「べたついた髪」に見えるので、正しい使い方と量を覚えておきましょう♪(→アルガンオイルの、正しい使用する量はどれくらい?)
椿油をヘアケアに使用する場合の注意点
椿油はオイルの中でも「重み」のあるぬるっとしたテクスチャーが特徴です。
そのため、髪質は「太め」「硬め」な方に向いているオイルです。
ただ、使用するタイミングを間違えたり、使い方を間違えると良い効果を発揮しずらいのです。
髪質のタイプが椿油に当てはまっても、次に当てはまる方は使用を控えた方が良い場合があります。
- パーマやカラーの予定がある
- コンディショナーなどをあまり使っていない
- 乾いた髪によく使用する
- オイルをたっぷり使いたい
- 髪のべたつきが気になる人
- ニキビができいやすい人
そのため、カラーやパーマをしてもうまく色が入らなかったり、上手にパーマがかからないことになってしまいます。
もしパーマやカラーの予定がある場合は、美容院に行く前の数日は使用を控えましょう。
また、オイルは水分や栄養素を髪の中にとどめるために使用します。
水分があまり含まれていない「乾いた髪」のときや、コンディショナーなどをしていない「栄養素の含まれていない髪」にオイルを塗ると、そういった水分や栄養素が髪に入っていきにくくなります。
もし、それ以外のタイミングで使用する場合は、髪につけると重たすぎる場合があります。
つけすぎても「ベタ」っとした見た目になりやすいので、使う場合はほんのちょっとでOKです。
椿油には「オレイン酸」が約90%含まれています。
オレイン酸はニキビの原因となる「アクネ菌」のエサになるので、お肌にオレイン酸が過度にある状態だと「ニキビの悪化」につながるのです。(→オレイン酸とは?ニキビを悪化させるってどういう意味?)
私のおススメ【アルガンオイルと椿油】のミックス!
実は、私はヘアケアにオイルを使う際にミックスさせて使う方法がお気に入りです。
例えば、「ホホバオイル×オリーブオイル」や「アルガンオイル×椿油」の組み合わせなどです。
私の髪質は「量が多い」「太い」「硬い」「直毛」という剛毛ヘアです。
そのため、本来であれば「椿油」が適した髪質。
でも、椿油だけだとどうしてもベタっとした髪に見えてしまうんです。
そこで!!
試してみたのがミックスさせる方法です。
お風呂上りに濡れた髪に、特に毛先を中心に使うことによって「髪のまとまり」「ツヤ」「サラサラ」が増しました!
そしてベタつくこともなく、適度に潤ってくれています。
誰でもマッチするやり方ではないかもしれませんが、私はこの方法で最高に髪の調子が良いです。
「アルガンオイルと椿油」と「ホホバオイル×オリーブオイル」の組み合わせが個人的にはおススメです。(→ホホバオイルをヘアケアに使うメリットは?)
適量を使用するには、次のヘアケアのやり方を参考にしてみてください♪(→アルガンオイルでヘアケア!正しいやり方や使う方法とは?)