美容効果がバツグンの万能オイルである「アルガンオイル」。
実は、アルガンオイルは美容以外にも効果があると言われています。
それは「やけど」に対する効果です。
アルガンオイルをやけどに使う場合、どうやって使用すれば効果をはっきしてくれるのでしょうか?
今回は、やけどとアルガンオイルについてご紹介します。
やけどにアルガンオイルって効果的なの?
「やけど」と言えば熱いイメージがあるので、オイルを塗ること自体に抵抗を感じるかもしれません。
しかし、実はアルガンオイルやホホバオイルのような、お肌への刺激が少ないオイルは「やけど」にも素晴らしい効果を発揮してくれることがあります。
そのため、原産地であるモロッコでは昔から、火傷や傷跡の改善に効果的だと使用されてきました。
アルガンオイルに含まれるリノール酸は、お肌の潤いを保つ「セラミド」を作る成分の一つです。
そのため、お肌のターンオーバーを助け、火傷や傷の回復を早める効果が期待できます。
やけどのレベルに注意しよう!
ただし、いくらアルガンオイルが万能オイルといっても、やけどレベルが酷い場合は自己判断でオイルを塗ってはいけません!
やけどには、レベルが3段階あると言われています。
一度熱傷 | ・ヒリヒリして赤くなっている
・痛みはあまりない ・水ぶくれはできていない |
二度熱傷 | ・ヒリヒリした痛みを感じる
・水ぶくれができている ・火傷部分が赤くなっている |
三度熱傷 | ・肌の色が「白」や「黒」に変色している
・皮がめくれている ・水ぶくれができている ・脂肪組織や筋肉、骨が見える |
一度熱傷と二度熱傷の場合は、軽度の場合が多いです。
そのため、早急に正しく対処することで、やけどを早く治しやすくなります。
ただし、自己判断は危険です。
病院に行くことが必要だと思う場合は、必ず病院にいきましょう。
また、三度熱傷に達するほどのやけどを負った場合は、早急に病院へ行くことが第一です。
オイルを塗ったりするような自己判断をしないようにしましょう。
アルガンオイル【やけど】にも効果的な使い方とは?
やけどをした際は、最も重要なのが「冷やすこと」です。
冷やすことで、痛みを抑えて、よりやけどが進行することを抑えることができます。
やけどの進行を抑えるのは「冷やす」ことが一番大切です。
やけどをしたら、冷やすということを覚えておきましょう!
やけどにアルガンオイルを使用する方法
- 急いで冷やす(時間は部位や年齢による)
- 対処の邪魔になるアクセサリーや服を患部から取り除く(冷やしながら、できるだけ早くとる)
- アルガンオイルを適量塗る
- ラップでやけど部分を覆う
- 包帯やテープなどで、ラップを固定
指先や足などの抹消は、1時間くらい冷やすと症状が軽くなりやすいです。
ただし!!
重度のやけどは、皮膚が露出すると菌に感染する可能性があります。
水ぶくれ部分が膿んだりしないように、注意しながら冷やしましょう。
もし、水ぶくれができたところが膿んでいたり、痛みが増す、黄色や緑がかった液体が出る場合は、感染が始まっている疑いがあります。
急いで医療機関を受診しましょう。
アルガンオイルがお肌にもたらす回復力!
アルガンオイルが「やけど」や「傷跡」部分にも効果を発揮すると言われているのは「肌の回復」を助けるから。
お肌はターンオーバーという生まれ変わりを繰り返すことで、肌トラブルを回避し、透明感を引き出します。
それは、傷跡部分や火傷部分に対しても同じです。
傷ついた肌細胞の部分を生まれ変わらせることで、お肌をもとの状態に戻すことができます。
アルガンオイルは他のオイルに比べてビタミンEが多く含まれているため、「ターンオーバー」を促進さえる効果も高いと言われています。
アンチエイジング効果が高く、保湿効果もバツグンです!
やけどや傷跡はもちろん、美容効果のために毎日のケアに取り入れることもおススメですよ♪